こんにちは。ほーたろ(@HotaroDarts)です!
今日は僕が今年定めた目標の一つでもある「司法書士になる」事についてお届けしていきます。
司法書士の仕事とは?
司法書士と言えば、「街の法律家」とも称され市民の生活と密接な関係を持つ職業です。
弁護士・検事・裁判官がすでに起こった事の訴訟・紛争を解決するのに対し、司法書士は紛争を未然に防ぐという役割を持っています。
◆登記に関する業務
土地・建物の権利を明らかにする「不動産登記」と
会社や各種法人の設立など会社に関する「商業登記」の2種類の登記を扱います。
◆成年後見に関する業務
成年後見制度とは認知症・知的障害や精神障害などによって自身による判断能力が不十分な方たちの本人の財産を保護する為の制度です。
この制度の相談から申立書類の作成のほか、司法書士自ら後見人、保佐人・補助人になる事もあります。
◆裁判に関する業務
裁判に関するあらゆる書類の作成業務や、さらに所定の研修を修了し法務大臣の認定を受けた司法書士には簡易裁判所で取り扱える民事事件(訴額140万円を越えない物)において民事訴訟手続き・和解・調停などの代理権が与えられます。
上記以外にも、相続や債務整理、事務手続きをともなわない相談業務なども含めると司法書士が取り扱える業務は多岐に渡ります。
司法書士試験概要
司法書士のお仕事についてざっくり見てみた所で、次は司法書士になる為の試験について!
◆受験資格
必要資格はとくになし。年齢・学歴・経験問わず誰でも受験出来ます。
◆受験申請受付期間
例年4月上旬に受験案内が発表され、5月の中旬頃に各地の法務局で受付が開始されます。
(平成31年度の案内を見てみると、受付期間が11日間しか無くて短い!)
◆筆記試験の期日&内容と時間割
例年7月の第一日曜日に行われています。
午前の部 | 午後の部 | ||
試験形式 | 択一式(マークシート) | 択一式(マークシート) | 記述式 |
試験科目 | 憲法・民法・ 商法(会社法等も含む)・刑法 |
不動産登記法・商業登記法・ 民事訴訟法・民事執行法・ 民事保全法・供託法・司法書士法 |
不動産登記法 商業登記法 |
問題数(配点) | 計35問(105点満点) | 計35問(105点満点) | 各1問(70点満点) |
◆筆記試験の合格判定
午前の択一式・午後の択一式・記述式のそれぞれに基準点が設けられ、それぞれが基準点に達していなければ不合格となります(基準点は年によって変わる)
◆筆記試験の合格発表
9月の下旬から10月の上旬に各地の法務局に合格者の受験番号の掲示と、法務省ホームページへの掲載、合格者への合格通知の発送が行われます。
◆口述試験
例年10月中旬頃に筆記試験合格者を対象に実施されます。
二人の試験官による口頭による試験になります。
◆最終合格発表
例年11月上旬頃に各地の法務局に合格者の受験番号の掲示と、法務省ホームページへの掲載、合格証書が交付されます。11月の中旬~下旬頃には官報に公告されます。
まとめ
◆司法書士は「街の法律家」として市民の生活に密接な関わりを持ち、その業務は多岐に渡る
◆司法書士になる為の試験には必要資格は無く、誰でも受験する事ができる
参考になりましたら幸いです!
僕も初学者で知識はまだまだですが、勉強頑張ります!