アオノライフ

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15歳の自分から20歳の自分への手紙を30歳の僕が読む

15歳の自分から20歳の自分への手紙を30歳の僕が読む

こんにちは!ほーたろ(@HotaroDarts)でっす!

昨日は成人の日で成人式に行かれた人も多いのではないでしょうか?

一つの門出、節目として大きな意味を持つ成人式、新成人の皆は各々どんな思いで過ごしましたか?懐かしい友人とも再会出来ましたか?

 

そんな事を言っている僕はちょうど10年前に成人式へ出席しました。

当時の僕は2年制の専門学校を卒業した頃で、ちゃんと就職活動をしなかったおかげで無職のまま社会という自己責任ワールドに落っこちた訳です。

 

そんな中で迎えた成人式が母校の中学校で行われました。中学の頃の旧友とはほぼ連絡も取っておらず、なおかつ就職も決まっていない状態だったので気が重かったのを覚えています。

10年も前なので成人式の日の具体的な風景はほとんど覚えてないけど、女の子が綺麗になっていたり、中学の頃は仏のように優しい雰囲気だった奴がホストみたいな風貌になっていたりして衝撃を受けたのは覚えています。

 

式を無事に終え、帰り際に中3の頃の担任から手紙を渡されました。

それが中学卒業の時に書いた「15歳の僕から20歳の僕への手紙」でした。

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15年前の15歳の僕の手紙

20歳の僕へ…。

まだ生きていますか?

大好きなギター、ベースはまだ続けていますか?

きっと自分の好きなことばかりしていて勉強なんて全然していないでしょうね。

それでOKです。自分の道を突っ走りましょう。

将来は大物になってやりましょうよ。

ところで彼女はできましたか?毎日をエンジョイしていますか?

幸せをつかみましょう。

がんばって生きていきましょう。

あきらめずに頑張れば、きっと希望の光が見えてくるはずです。

出来ないから、と言ってすぐに投げだしてはいけません。

努力を続けた末に栄光の光は見えてくるのです。

あきらめるな。

がんばれ。

強く生きろ。

 

当時の20歳の自分が読んだ時は何だか気恥ずかしくて、読んで苦笑いしたものの捨てるのは何だか忍びなくて机の引き出しにしまっていました。

自分だからわかるけど、多分先生から書けと言われて苦し紛れに調子の良いことを書いたのは間違いありません笑

 

何年もやっていたギターや・ベースもなかなか上達せず、自分には才能が無いと諦めて徐々に弾くことは無くなっていきました。

それからの20代はアルバイトを転々としたり、何かを成したいと東京に引っ越してみたり、無職の期間があったり…ふわふわとした、特に何も積み重ねる事のない20代を送りました。

 

子供の頃に思い描いたような大人には全くなれず、地の底を這うようなどん底の30歳を迎えた僕ですが、今もまだ何とか生きています。

自分の好きな事ややりたい事もわからなくなり、ただ生きているだけの人形になっていた僕は、親の病気を期に一人暮らししていた東京から地元に帰ってきました。

 

東京の一人暮らしで荒んだ心が少し癒え、自分を見つめ直す余裕が少し生まれた気がします。

30歳の僕はいまだに生きる事の理由や意味に自分の答えを用意が出来ていません。

でも今はまたダーツのプロになる事や、司法書士になるなどの目標が生まれてきました。

どうやら僕はまだ死ぬ前にやりたい事があるみたいです。

 

15歳の僕や20歳の僕が今の僕を見たら、何て言うだろう?

多分、「あー、やっぱりこんな感じになってたか笑」って納得するかも。

15年前の僕の言う通り、しばらく諦めずに頑張ってみるわ!

 

10年後の40歳の僕が笑って人生を楽しめるように(あと細マッチョになれるように)頑張るぞ!